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パート探しのマル秘テクニック

今まで、パート社員の会社に対する貢献度は勤続年数や勤務時間など、時間のものさしで測ることがほとんどでしたが、多能化をすすめていくと、それだけでは貢献度を測ることが難しくなります。
パート社員の多能化をすすめる一方で、仕事と時給の関係を明らかにしてくことが必要になってきます。 エリア別能力給の時給体系をつくり、本人の業務遂行能力や、与えている仕事の範囲によって時給が決定する仕組みをつくる必要があります。
パート社員の時給は、高ければ高いほどいいかというと、一概にそうとはいえません。 パート社員のほとんどは、非課税限度額内(現行103万円)で働くことを希望しています。

現在では、配偶者控除の他に配偶者特別控除があるため、税制上の「手取りの逆転現象」(パート社員の収入が一定額を超えると、かえって世帯全体の手取額が減少する)は解消されたと言われています。 しかし、「税金を支払ってまで働きたくない」という気持ちは、パート社員に根強く残っているようです。

年収に上限(現行103万円)がある場合、パート社員の時給を上げるということは、年間で働ける労働時間に影響します。 たとえば、年収の上限が非課税限度額の103万円だとすると、時給750円のパート社員は年間で約1373時間働くことができます。
ところが、時給が800円に上がると、年収103万円内で働ける時間数は約287時間なので、時給750円の時よりも86時間を年間の労働時間から減らさなければならなくなります。 ある程度の時給アップはパート社員にとってありがたいことですが、一方で働ける時間数が極端に減るのも、かえってパート社員にとってはマイナスになる場合があります。

それは、パート社員が働くことで求めているのは、「お金」という物的な満足だけではないからです。 では、パート社員は「お金」という物的満足以外の何を求めているのでしょうか?それを、心理学者A・H・Mが唱えた「欲求階層5段階説」をもとに考えてみましょう。
A・H・Mによると、すべての人間の基本的な欲求は5つの段階で示すことができ、この5つの段階は、低次の欲求が満たされると次の欲求が生まれてくるという関係にあります。 つまり、飢えや渇きをしのぎたいという生理的欲求が満たされていない時は、まずその欲求を満たすことに執着して自己実現など考えないということです。


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